おしりの診察
「肛門科ではどんな診察をするのですか？」というお問い合わせがまた増えました。
おしりに症状があっても、診察に対して不安に思い、なかなか受診できずにいる方は、まだまだ沢山いらっしゃることでしょう。
そんな方のために改めて、肛門科の診察の流れをご紹介します。
① インターフォンを押して、お名前をお知らせください。
② 問診票の記入をお願いします。※ネットから予約・記入済の方は除く。
（痛み・出血・脱出・腫れやかゆみの有無、排便習慣などの質問があります）
③ 診察室からお呼びします。
医師が症状を詳しくうかがったのち、おしりの診察を行います。
④ 診察の準備（診察時の姿勢）
左肩を下にして横向きに寝ていただき、ズボン・スカートは太もも位まで下げていただければOKです。
服を全部脱ぐ必要はありません。
腰から下には、小さな穴の開いた布（院長お手製覆布）をかけて診察します。
⑤ おしりの診察
まず肛門および周囲の皮膚の状態を観察します。
次にゼリーをつけた指を肛門内に入れ、肛門内を触診します。
必要に応じて電子肛門鏡を挿入し、肛門内を映像で観察することもありますが、強い痛みの症状がある方に、無理に検査をすすめることはありません。
ちなみに、生理中でも診察・処置は支障なく受けられます。
⑥ 先生からの説明
画像を見ながら説明を受けるので、自分のおしりの状態が良くわかります。
また、お薬の飲み方・使用法の説明や生活習慣の改善点などのアドバイスも行います。
⑦ お薬での治療が必要な方
当クリニックでは、院内処方を採用しています。
患者さんからは「人の目を気にせずお薬を受け取ることができて安心」「院外薬局に行く煩わしさがなくて良い」と好評です。
もちろん、院外処方を希望される方には、処方箋の発行も行います。
⑧ お会計
次回受診日がお決まりの方には、お会計の際にご予約をお取りします。クレジットカードもご利用になれます。
基本的な診察の流れは上記のようになっています。
院内はスタッフだけでなく、待合エリアにも女性しかおりませんのでご安心ください。
おしりの痛みや不快感から早く解放されるため、まずは一度受診してみませんか？
by Aya
