女性に多い骨粗鬆症
10月10日体育の日に、『運動量が最も少ない年代は30歳代の女性』と報道されていました。
実は若いころに運動量が少ないと、将来骨粗鬆症になるリスクが高まります。
骨は、骨を壊す「骨吸収」と骨を作る「骨形成」がサイクルをつくって新陳代謝し常につくり替えられており、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」には、このバランスを保つ働きがあります。
そのため閉経後は、骨量が徐々に低下します。
骨粗鬆症を予防するには・・・
①毎日の食事でカルシウム摂取
毎日の食事にカルシウムが含まれる乳製品、大豆製品、小魚、緑黄色野菜、海藻類などを加えましょう。
同時にビタミンDを摂取すると、カルシウムの吸収がよくなります。
②運動して骨の血流を良くする
運動することにより骨に力がかかり、骨自体の血流が良くなり骨を作る細胞の働きを活発にします。
また太陽の下で運動すると、ビタミンDが活性化されて働きます。
食事も運動も継続することが大切ですが、なかなか難しいものがあります。
掃除・洗濯などの家事でも運動効果が得られるようですが、例えば買い物はなるべく歩いて行くようにする、外出先ではできるだけ階段を使うなど、ご自身の体調に合わせて無理なく身体を動かしていきましょう。
by Mami