やっぱりややこしい
日々様々なお問い合わせを受けますが、乳腺外科での保険診療と、乳がん検診(保険外診療)との違い、やっぱり分かり辛いようです。
乳腺外科で受けられる『検査』は乳がん検診と同じ『検査機器』を使って行われます。
これまで医療機関で働いたことのない私も、ここに勤めるまでは『検査』と『検診』の違いについて意識すらしていませんでした。
本ブログでは、何度か保険診療と乳がん検診の違いについてふれておりますが、改めて、簡潔にまとめてみました。
【乳房に心配な症状がある】
➡保険診療=乳腺外科通常診察を受ける。
検査内容は問診を行ってから医師が決める。
【乳房に心配な症状は特にないが、健康管理の一環として検査を受けたい】
➡保険外診療(自由診療)=対策型、あるいは任意型乳がん検診を受ける。
受診者自身が検診内容を選ぶ。その他がん検診や人間ドックも保険外診療。
ということで、しこり等の症状がある方は、自治体から配布された乳がん検診無料クーポンや割引を利用するのではなく、保険証を持って乳腺外科を受診しましょう。
Chieko