大人も子供も

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女性は男性に比べると便秘の方が多い傾向があります。

そして、一部の方は幼少期から便秘がちですが、そういうものだと思って長年生活している方が多くいます。

排便習慣というのは、他の人と自分が同じ状況かどうかを確認する機会はなく、自分なりにいつも通り、と解釈してしまうからです。 

 

便秘がちであると、硬い便によって排便時におしりが切れて痛みや出血を起こすことがあります。

これについても、いつでもその症状がおこる方の中には、排便時に痛みや出血を伴うことは当たり前だと思っている方がいます。 

 

また便秘が続くと、今度は強い腹痛とともに一気に便が出て、最後は下痢になってしまうこともあります。

自分は下痢をしやすいと思っている方が多いのですが、便秘と下痢を繰り返すパターンの便秘症の方は、女性にとても多い傾向があります。 

 

さらに、おしりに痛みを感じた経験があると、排便をためらうようになります。

一度便を我慢すると、次に便意がおこるまでの間に、便からさらに水分が吸収されてしまうため、より硬くなり、排便時にもっと強い痛みを感じることにつながります。

「便をしたくない」と思ってしまうと、また我慢し、さらに硬い便となり、ますます排便が困難になるという、悪循環が生じます。 

このようなことは大人にも子供にもみられる症状です。 

排便に抵抗を感じている場合は、まず排便が苦痛だと思わない、便は出すものではなく、自然に出るものという感覚を持てるようになることが目標です。 

 

便秘だからと単純に大腸刺激性下剤に頼らず、快適な排便が行えるように整えていきますので、便秘くらいでと思わずに、受診して相談してみましょう。 

 

Akiko 

 

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