大切なのはくびれ

kubire

私は毎年新年にその年の目標を立てています。

仕事の面はもちろんですが、年齢とともに健康にまつわる目標も掲げるようになりました。

今年の目標も健康にまつわるものです。 

私は食事をとても楽しみにしており、またお酒も好きなほうです。

ついつい調子にのってしまうこともありますが、昨年から、健康のために減量を始めました。

やはり食べる量を減らすことと、活動量を維持することが基本です。 

肥満は多くの病気の原因となっていることは、みなさんも良く知っていることだと思います。 

肥満の指標には、身長と体重から換算される 

BMI(Body Mass Index) = 体重(kg)÷ 身長(m)の2乗 

で表される指数を参考にします。 

例えば、身長156cmで体重52kgの女性はBMI21.4と算出されます。 

女性の場合は18.5~25が正常、30未満で過体重、30以上で肥満とする場合が多いです。 

私の場合、明らかな肥満でしたが、最近、閉経後の女性の中で、BMI値は正常でも、ウエストが88cm以上ある場合は、内臓脂肪が多く、心臓や血管の病気による死亡率やがんによる死亡率が高くなることが、研究の結果明らかとなりました。

いわゆる「中心性肥満」と呼ばれる体型のことをさします。 

アメリカでは肥満が引き起こす多くの病気のリスクを改善すべく、生活指導や減量プログラムなど肥満治療に積極的に取り組んでいますが、これまでは指導の対象外であった、BMI正常女性の中に、ウエストサイズが大きく、死亡リスクが高い人がいることがわかりました。 

日本人女性も、BMIの値からは肥満に分類されないものの、内臓脂肪が多い方、高脂血症や高コレステロール血症の方がいます。

見た目ではわかりません。 

人生100年といわれるほど長生きの時代ですが、健康に生きられるよう、いつまでも「くびれ」を保つことができるよう、日々の運動や食習慣に気をつけたいですね。 

そして、いち早く異常に気付くためには、定期的な健康診断やがん検診を受けることです。

不調がなくても、ぜひ機会を作りましょう。 

 

Akiko 

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