便通異常で慌てて
札幌フィメールクリニックの今回の年末年始のお休みは、例年よりも1日長く、まったりと穏やかに過ごすことができました。
お正月休みも、「あと2日で終わってしまうなぁ、さて仕事モードに入ろうか」とふと気になったのが休み中の硬いコロコロ便。
しかも排ガスはあるものの、お腹も張っている。
普段仕事している日常生活の時よりも、水分や食事量も十分摂れているにも関わらず何故?
考えてみるとお正月は好きな食べ物ばかり摂取していたので、ある意味食生活の乱れで腸内環境も変わっていたのでしょう。
よく食べていたのが肉料理、うま煮、煮豆、きんぴらごぼうなど、根菜類を多く食べていました。
煮物や煮豆は食物繊維が豊富です。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。
食物繊維は便通改善に良いのですが、不溶性食物繊維を摂り過ぎた時に便秘が悪化することがあります。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やし腸を刺激することで便通を促します。
しかし過剰摂取すると、腸内の水分を取り込んで大きく膨らむため、便の量が増します。
便の量が多くなりすぎると、腸内で詰まり排泄されにくくなります。また便が詰まると腸内を圧迫し、お腹が張ることもあります。
不溶性食物繊維を豊富に含む食品は、ごぼう、豆類、穀物、人参、大根、キノコ類などです。
一方、肉類はたんぱく質のため、殆どが腸で吸収されるので便の量が減ります。
便の量が減ると腸蠕動が弱まるため便秘になりがちです。
元々私の場合は便秘傾向であるのに油断してしまいましたね。
新年の仕事始めは、すっきりとした気持ちで向かいたく、早速薬局で酸化マグネシウムを購入しました。
私の場合は非刺激性の酸化マグネシウムで効果が出るので、仕事始めの日までは何とか間に合いました。
普段と違う生活を送ると便通も変わってきますね。
腸って繊細ですね。
皆さんも食事バランスには気を付けて、お過ごしください。
Mami