免疫力UPに腸重要
ヒトの体に備わっている免疫は、外部のウイルスや細菌から身体を守ってくれています。
これは皆さんもご存知かと思います。
私達が生きていくうえで、ウイルスや細菌に全く触れずに生活していく事は、現実的に不可能なことです。
病気にならないためには免疫力をUPさせることが重要ですが、そもそも免疫とはどういうものでしょうか。
体内では、免疫を担う「免疫細胞」が血液とリンパ液の流れによって体中に運ばれ、外敵を見つけると攻撃する自然免疫が備わっています。
また、過去に出会った外敵の情報を記憶し、同じ敵が侵入してくると、すぐに反応する獲得免疫があり、これらにより身体を守っています。
そして、全身に広がる免疫細胞の半分以上が腸にあると言われています。
腸は消化管ですが、食べ物を消化するだけではなく、外界と通じている器官でもあり、口から入ったウイルスや細菌をいち早くキャッチし対処しています。
その為に免疫細胞が多く集まっているというわけです。
それだけに腸は重要な役割を担っています。
腸には約100兆個の腸内細菌が生息しています。
大きく分けると「善玉菌」『悪玉菌』『日和見菌』の3つがあります。
善玉菌は消化を助け腸の働きを活発にします。
発がん性物質も無害化にできるのですよ。
逆に悪玉菌は腸内環境を悪くさせたり、発がんを促進する物質を作ったりもします。
日和見菌はその名の通り、腸の環境に応じて善玉菌にも悪玉菌にもなります。
腸内が良い環境であるには「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の割合が良いそうです。
バランスの良い腸内環境においては、細胞が活性化され代謝も上がり免疫力もUPするということになります。
それでは腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。
それは日々の食事が重要ですが、何を摂取したら良いのか、ぜひ過去のクリニック公式ブログでチェックしてくださいね。
Mami