喉の変化
若い頃はカラオケで高いキーの曲の歌でも、難なく唄えていました。
しかし40歳過ぎてから、高音部分にさしかかると声が出なくなり、むせてしまい歌の途中で止めてしまう事が多くなりました。
最近では長く話ししていると声がかすれたり、食事時ふいにむせこんだりして、喉の衰えを感じています。
更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって筋力が低下しますが、喉の筋力も同様です。
女性ホルモンが低下すると血流が悪くなり、喉の奥にある声帯がむくんで太くなり、声がかすれる低音化するといった変化がみられるようになります。
女性ホルモンの役割は、身体のあらゆるところに影響するので、その重要さに改めて気づかされます。
他にも、加齢によって肺活量や唾液量が減ってくるのも影響があるようです。
筋力の低下を防ぐため体の筋トレをするように、喉にもトレーニングがあります。
トレーニング方法は色々ありますが、簡単に取り組めるものをご紹介します。
準備するものはストローだけです。
①ストローをくわえて「ウー」と5秒以上声を出す
②「ウー」を低音から高音まで鼻に抜けるように発声し、続けて高音から徐々に低音へ戻す
ストローは噛まないようにしてください。
これを1日50回行うと効果が期待できるようです。
ストローを口にくわえた状態で声を出すことで、喉に無理な力を入れなくてすみ声を出す必要な筋肉が鍛えられます。
また細く長く息を吐き出すことで、吐く息を一定に保つトレーニングにもなります。
インナーマッスルにも効きそうですよね。
年齢には勝てませんが、体全てにおいて若々しく維持していくためには努力も必要ですね。
しかし喉の違和感を覚えたら年齢のためだけとは限りません。
何らかの病気に罹患しているかもしれませんので、一度耳鼻咽喉科など専門医に相談しましょう。
Mami