洗い過ぎはダメよ
これから暑い夏がやってきますね。
汗で皮膚がベタベタになり洋服がくっついちゃって嫌。
という方もおられるでしょう。
汗をかくので一日に2回シャワーを浴びるという方もおられるのではないでしょうか。
でも肌には、あまり良いことではありません。
肌表面には角質と呼ばれる層があり、外的刺激から肌内部を守っています。
しかし頻繁に体を洗うことで層が壊され肌内部が露出し、潤いが失われてしまいます。
またボディソープ自体はほとんどがアルカリ性なので、頻繁に体を洗うことで皮膚は乾燥し痒みの原因となることがあります。
痒くて皮膚を掻くため炎症を起こし悪化する可能性も出てきます。
特に中年以降になると加齢に伴ない症状が出やすくなるので注意が必要です。
【皮膚トラブルを防ぐ注意点】
*体を洗う時はナイロンタオルなどで、ゴシゴシ洗うのはやめましょう。
*入浴は少しぬるめの湯に浸かるようにしましょう。も
*石鹸やボディソープは低刺激なものを選ぶようにしましょう。
*石鹸などの洗浄成分が肌に残っていると、痒みや炎症の原因になります。ぬめり感がなくなるまで、しっかり洗い流しましょう。
*入浴後は保湿クリームを塗ることも良いでしょう。
*爪はいつも短く切っておきましょう。皮膚を掻いても肌への負担が若干減らすことができます。
*痒い患部は、出来るだけ掻かないようにしましょう。
*2回目のシャワーを浴びる時は、石鹸を使わず汗を洗い流す程度にしましょう。
*アルコールや刺激物は痒みを増強することがあるので、控えめにしましょう。
*疲れや睡眠不足、環境の変化も痒みの原因です。規則正しい生活を心がけましょう。
札幌フィメールクリニックには、お尻の洗い過ぎにより皮膚トラブルを起こして受診される方が多くおられます。
自己判断でお尻を綺麗にしなければと過剰に洗うケースが多いです。
洗いすぎは実は逆効果ですので、お尻の皮膚のトラブルに関して、改善しない場合はさらに悪化する前に、皮膚科や肛門科へご相談ください。
Mami