自分に合った食物繊維
先日久しぶりに熱を出しました。
普段から熱が出るような風邪をひくこともないので、たまに熱が出るとグッタリしてしまいます。
食欲もなく水分だけ摂って、ほとんど寝ていました。
それでも、動かなくてはと思い唯一食べられたのが塩むすび。
日本人であることを実感しました(笑)
食べる量も少なく、動いてもいないので、この後やはり便秘気味になってしまいました。
そんな時に、私が積極的に食べるようにしているのがキノコ類です。
しいたけ、えのき茸、マイタケ、エリンギ・・・キノコ類は不溶性食物繊維です。
お味噌汁やスープにしたり、ソテーにしてもキノコ自体のカロリーが低いので病後でもそれほど胃にも負担なく食べられます。
そして不溶性食物繊維なので、胃や腸で水分を吸収して膨らみ便の量を増やしたり、腸を刺激してくれたりします。
またお味噌汁やスープにはワカメを入れると、ワカメは水溶性食物繊維なので水に溶けてゲル状になり便をやわらかくし、整腸作用もあります。
キノコ類と一緒に調理すると、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく摂ることができますね。
病後は食欲も落ち消化機能も落ちているので、いきなり普通食に戻すと胃に負担もかかってしまいますが、食べる量も減り食事を摂っていないことで便秘に傾いてしまうこともあります。
体力が回復し食事も少しずつ摂れるようになった時は、食物繊維をバランスよく取り入れながら、食事を戻していくといいと思います。
私の場合、不溶性食物繊維が豊富なゴボウは大好きなお野菜のひとつですが、食べ過ぎるとお腹が張るので摂り過ぎないように注意しています。
キノコ類は沢山食べてもお腹は張りません。自分のからだ、腸に合った繊維があるのだと思います。
みなさんも、食べ過ぎるとお腹が張るな・・便秘になるな・・緩くなるな・・と思い当たる食材があると思います。
なんでも摂り過ぎは良くないので、バランスよく食べるのが一番ですが、病後など少し便秘に傾いた時に自分の腸に合った食材を知っていると、体力の回復と一緒に便通も整えられ安心ですよね。
日々の食事や運動で便通を整えられるのが理想ですが、辛い症状がある時は我慢せず、お早めに受診してくださいね。
Miya