痛み止めの副作用

painkiller

札幌フィメールクリニックには、これまでに多くの患者さんが受診されました。 

来院患者さんの増加に伴い、薬の副作用をお持ちの方も多く見受けられます。 

乳腺外科、肛門外科の診療の中で、痛みの症状に対して、あるいは手術や局所麻酔を使用した検査後に消炎鎮痛剤を処方しますが、このお薬に対する副作用をお持ちの方が意外に多いと感じています。 

痔の痛みや乳房の炎症による痛み、手術後の痛みなど消炎鎮痛剤の処方はかかせません。

痛みは我慢できることではありませんからね。 

消炎鎮痛剤服用により痛みや熱は下がる効果が得られたものの、皮膚の痒みや発疹、体の浮腫みなどの副作用が現れることがあります。

副作用の症状の現れ方には個人差があり、人によってはアナフィラキシーショックといい重い症状が出る場合があります。

アレルギー反応の一種で、重症だと呼吸困難などに陥り、生死にかかわるほどになることもあります。 

普段何気なく服用している痛み止めも、副作用を起こすことがあるので注意が必要です。 

次に挙げる方は特に慎重に処方しています。 

・アレルギーのある人 

・過去に薬の副作用を経験したことがある人 

・肝臓や腎臓など薬の成分を代謝、排泄する臓器に疾患のある人 

・複数の薬を飲んでいる 

・妊娠の可能性のある人、あるいは妊娠中、授乳中 

・高齢者 

当クリニックは初診時、処置、手術前など必ず薬の副作用の有無を確認し、安全に行えるように努めています。

患者さんもどんなに些細な事でも良いので、申し出て頂くと、薬の選択の参考となります。 

その時の体調にもより「以前は大丈夫だったのに、今回はちょっとおかしいな」と感じたら服用せず、お問合せ頂くか早めに受診して下さい。 

 

Mami 

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