はじめてのピラティス

pilates

先日、いつも通っている乳がんヨガのスタジオでピラティスの教室があると知り、はじめてピラティスを体験してきました。 

ヨガとピラティスの違いは、ヨガが呼吸法や瞑想で心と身体を結び付け、心身を安定した状態にすることを目的にしているのに対し、ピラティスはインナーマッスルや体幹を鍛えて、身体を健康的にととのえることを目的にしています。 

受けてみて知ったのは、ヨガは腹式呼吸を意識してするのですが、ピラティスは呼吸法も違い胸式呼吸で胸いっぱいに息を吸って口からため息をつく時のように、はぁ~と吐き出し力を緩めます。

呼吸法の違いで副交感神経にアプローチするヨガに対し、交感神経を優位にするのがピラティスです。 

最初は呼吸法の違いに慣れず身体の動きを合わせるのが難しく感じたのですが、理学療法士でもあるインストラクターの方が、意識する場所をわかりやすく教えてくれたので、日常の無意識な緊張でかたくこわばっている筋肉をほぐし、身体が気持ちよくゆるんでいくことを感じました。 

ピラティスの発祥は負傷した人のリハビリから始まったと言われていて、激しい動きのトレーニングではなく、寝たままでも筋肉を強化できることが特徴だそうです。

それによってインナーマッスルを効果的に鍛えることができ、身体のコントロールにもつながります。

最近はマシンを使って行うピラティスも人気だそうです。 

心を呼吸と動きによって整えたい人にはヨガ、筋肉の強化や身体作りを目的にしたい人にはピラティスがよいそうです。 

私は心も整えたいし体幹も鍛えたい…どちらも欲しい欲張りさんなので、「ヨガ時々ピラティス」くらいのペースでトレーニングを続けていきたいと思っています。 

乳がん再発予防に運動は大きなメリットがあると、多くの研究報告があがっていますが、一日20~30分程度の運動が乳がん再発予防に望ましいと言われています。 

運動を続けることがいちばん難しいと思いますが、自宅でも動画などを観ながら出来るヨガやピラティスはトライしやすく、身体への負担も少ないので継続しやすいと思います。 

少しずつ気温も落ち着いてきたので、無理なく自分が気持ちよく感じる程度の運動からでもいいので、スポーツの秋をはじめませんか? 

 

Miya 

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