乳がん検診Q&A その2
朝、晩の冷え込みが強くなりもうすっかり秋めいてきましたね。
10月はピンクリボン月間。
この時期は毎年、乳がん検診を受けに来院する方が増え、皆さんの乳がん検診に対する意識の高さに嬉しく思います。
先週の乳がん検診Q&Aの続きです。検診を受けるにあたり不安が少しでも解消されると幸いです。
Q.マンモグラフィ検査と超音波検査どちらをうけるといいの?
A.乳がんには、マンモグラフィ検査で見つけやすいがんと、超音波検査で見つけやすいがんがあります。逆に言うと一方の検査だけでは見つけにくい乳がんがあるということです。
また、乳腺密度が高い方はマンモグラフィ検査だけでは不十分なこともあります。
その方に合った乳がん検診を受けていただくために、はじめは両方の検査を受けることをおすすめします。
Q.乳がん検診はどこで受診できるの?
A.マンモグラフィ装置や超音波検査の装置を備えた、乳腺外科や外科で受診ができます。
市町村の検診センターや保健センターでも行っています。
乳がんは女性特有の病気のため、乳がん検診は婦人科で受けることが出来ると思っている方も多いと思います。実際に乳がん検診だけであれば、一部の産婦人科でも対応しています。病気の疑いがある場合の精密検査は、乳腺外科で診療します。
Q.乳がん検診は生理前や生理中はやめた方がいい?
A.生理前や生理中に乳房が張っているとマンモグラフィ検査時に痛みを生じることがあります。
生理が始まり7日目以降が理想的です。
検査中に痛みをがあった場合、無理には検査をすすめませんのでご安心ください。
Q.妊娠中ですが乳がん検診は受けれますか?
A.超音波検査のみの検診を受けることができます。
妊娠中は乳腺が発達し通常の乳腺の状態とは大きく変化しますので、急いで受診を受ける必要がなければ、出産し授乳を終了した頃に、検診の機会を作っていただくとよいでしょう。
Q.乳がん検診は1年に一度受けていますが、乳がんの早期発見のため普段から意識することはありますか?
A.月に1度のセルフチェックです。
指をそろえて優しく指の腹側で乳房にふれ、上下左右に滑べらせて下さい。
押したり、つまんだりはNG。鏡の前に立ち、左右差、ひきつれ、くぼみがないかもチェック。
いつものご自身の乳房の状態を知っておくことが大事です。
私も先日乳がん検診と子宮がん検診を受けてきました。
私は毎年9月に検診を受けています。
誕生月に受けると決めています。
誕生月を自分の検診月間とするのもいいですよ。
必ず毎年やってきますものね。
乳がん検診を受けるにあたって疑問、質問などありましたらお気軽にご連絡ください。
Webではakiko院長監修「ほっかどう乳がん検診ドットコム」公式サイトでも乳がん検診、検査を受ける前に参考になる内容ばかりなのでお時間ある方はぜひ見てください。
ほっかいどう乳がん検診ドットコム|公式サイト (nyugan-kenshin.com)
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Megumi