温浴効果

新年度も始まり、この4月に就職された方や、新しく配属された部署、転居や新入学、新学期などを迎え、環境の変化に心身共に疲れているところでしょうか。
私の場合は遠い昔のことで新年度だからといって、特段環境の変化はありませんが、疲れを感じることはあります。
心身共に疲れてしまうと、体の血行が悪くなり様々な体調不良を招きます。
例えば数ある症状の一つとして、ストレスにより自律神経が乱れ、血管が収縮することで血行不良が起こります。
血行不良を起こすと、冷えや浮腫み、肩こりなどの症状が出ることもあります。
また大腸の血流や蠕動運動も低下することで、便秘傾向に繋がる場合もあります。
私自身、疲れを感じた時はこれらの症状が出るので、温浴施設へ行きます。
岩盤浴やサウナ付きだと、更にテンションが上がりますね。
温浴には大きく「温熱効果」「水圧効果」「浮力効果」という3つの健康効果があるとされています。
温熱効果は、体の体温が上がり血管が広がって血流も良くなり、老廃物や疲労物質の排出が促されます。
少しぬるめのお湯に、ゆっくり浸かることでリラックス効果をもたらし、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
水圧効果は、お湯に浸かると体に程よく水圧がかかることで、血液やリンパの流れが促進され浮腫みの改善などの効果が期待できます。
浮力効果は、浮力が働く水中では感じる体重が空気中に比べて約1/9になると言われています。
これにより体の各部分を支えていた筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果をもたらします。
しかし、わざわざ温浴施設に行かずとも、自宅のお風呂でもゆったり湯に浸かることで温浴効果は期待できますのでお勧めします。
また、好みの入浴剤など入れて入浴すると気分も上がり入浴タイムも愉しめると思いますので、健やかに過ごせていけるよう工夫していきましょうね。
Mami