おやつの楽しみ

皆さんは小腹がすいた時、ちょっと口さみしくなった時どんなものを口にしていますか?
大人にとっても「おやつ」は気分転換にもなり、ちょっとした楽しみでもありますよね。
その一方で、食べ過ぎると体重の増加や次の食事に影響してしまう。
など気になってしまう事もありますよね。
「おやつ」という言葉の由来は、江戸時代中期頃に始まった「八つ刻(やつどき)」に間食する習慣が由来で、「八つ刻」は現在の午後2時から午後4時頃の時間を指し、この時間帯にした間食を「お八つ」と呼ばれ、次第に他の時間に食べる間食も「おやつ」と呼ばれるようになった様です。
おやつも食事と同じく、エネルギーや栄養のもととなりますが、つい食べ過ぎてしまうと次の食事量が減ってしまい、食事で摂るべき栄養素が取れなかったりで栄養が偏ってしまう場合もあります。
厚生労働省と農林水産省が作成した「食事バランスガイド」を見ると、一日になにをどれだけ食べると良いか、コマの形と料理のイラストでわかりやすくイラストになっています。
「お菓子」や「嗜好品飲料」はコマを回すひもとなっていて栄養素としては必ずとらなければならないものではないですが、コマを安定して回り続けるよう、食事の楽しみとして適度にとることが良いようです。
3度の食事で1日に必要な栄養を取るのが基本ですが、食事で摂り切れない栄養をおやつで摂るのも良い方法だと思います。
食事のなかでタンパク質が不足しているかなと思うときには、ヨーグルトやチーズがおすすめです。
最近ではタンパク質が豊富に入っているヨーグルトも店頭で見かけます。
ナッツ類もおすすめで、食物繊維が豊富で消化吸収に時間がかかるため満腹感が得られやすく、栄養豊富なのでおやつとしてもおすすめです。
フルーツも食物繊維とビタミン・ミネラルが豊富なので、便秘がちなときに良いと思います。
ですが、糖分も多く含まれているので食べ過ぎには注意です。
おやつの一般的な摂取カロリーは200キロカロリーと言われていますが、ご自身の食生活や運動習慣によって摂取する内容を変えたりし、生活の一つの楽しみとしておやつ習慣を意識していきたいですね。
Megumi