熱中症

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熱中症は真夏の暑い日になるイメージを持たれているかもしれませんが、実は暑くなり始める6月の初夏から注意が必要です。 

今年も猛暑が予想され熱中症が危惧されています。 

本州でも6月中旬で既に35℃を超えている地域もありました。 

ここ数年の暑さと熱中症対策強化で労働安全衛生規則が改正され、職場での熱中症対策が義務化されています。

それくらい、気候温暖化による高温と急激に気温が上昇する頻度が上がっているのです。 

また温度変化についていけない高齢者の増加で、救急搬送数も激増していることも義務化の理由です。

高齢の方は熱中症に対して正しく認識されていない方が多いと思われます。 

熱中症は、2020年に制定された比較的新しい病名で、それまでは屋外のスポーツなどで日光にさらされ過ぎた時に起こる日射病と、高温にさらされる職場(製鉄所や厨房など)で生じる熱射病に分けられていました。

当時までは日常生活で起こる病気とは考えられていなかったからです。 

避暑地と言われていた北海道ですが、ここ数年の猛暑でエアコン設置の家庭も増えました。

室内ではエアコンや遮光カーテンなどで室温調整、屋外では日傘などの利用、そしてこまめな水分補給も必要です。 

温暖化による気候の変化により、急激に気温が上昇する地域とその頻度の増加で、日常で起こりうる病気と認識されるようになりました。 

専門家は、温度や湿度から割り出す「暑さ指数」をこまめに確認しましょうと呼びかけています。 

暑さ指数は熱中症予防の指標にもされていて、環境省の熱中症予防情報サイトで1時間おきに暑さ指数の推定値を更新して公表しています。 

手持ちの小型扇風機のハンディファンや、首を冷やすネッククーラー、ネッククールファンなど冷却機能商品も多数出ているので、利用されている方をよく見掛けるようになりました。

高齢の方や乳幼児は熱中症になりやすいので、外出時も室内で過ごされる時も気温だけではなく湿度にも気を配りましょう。 

暑さの心配もありつつ、エアコンの冷房で冷えすぎることによる自律神経の乱れで体調も崩しやすく、この時季は暑さで眠れなかったりお腹も壊しやすかったり、体調をベストに整えるのが難しいですよね。

体調が優れない、気になる症状がある時は早めに医療機関を受診してくださいね。 

これからさらに暑さが厳しくなると思われるので、体調管理に気を付けながら楽しみつつ、夏を乗り切りましょう。 

 

Miya 

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