ピンクリボン運動と乳がん検診

いよいよ来月は「ピンクリボン月間」ですね。
ご存知の方も増えてきているかと思います。
乳がんについての正しい知識を広め、早期発見・早期治療を呼びかけるこの運動は、世界中で行われています。
日本でも、乳がんは女性が罹るがんの中で最も多く、誰にとっても他人事ではありません。
しかし、乳がんは「早期発見すれば約90%以上が治る」とも言われています。
だからこそ、定期的な検診とセルフチェックがとても大切なのです。
みなさんは乳がん検診を受けたことがありますか?
厚生労働省では、40歳以上の女性に対して2年に1回のマンモグラフィ検診を推奨しています。
自治体によっては費用は異なりますが、対策型検診の対象年齢の方は、低額で受けられます。
40歳の方には無料クーポンの配布を行っている自治体が多くあります。
「検査が痛そう」「忙しいから」とつい後回しにしがちですが、乳がん検診が未来の安心につながると思うので、ぜひ積極的に検診を受けていただきたいです。
そして月に一度、自分の胸に触れてみるセルフチェックも重要です。
お風呂の中や着替えのときなど、リラックスしたタイミングで構いません。
「しこりがないか」「皮膚のへこみやひきつれはないか」「左右差が急に大きくなっていないか」などをチェックしましょう。
気になる変化があれば、すぐに専門医に相談することが大切です。
家族や大切な人のためにも、まずは自分の体に関心をもって向き合ってあげましょう。
ピンクリボン運動をきっかけに、ぜひ乳がんについて考える時間をもってみてください。
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