開院11周年

昨日のAIR-G’ ふふふ では、札幌フィメールクリニックのことをお話しました。
札幌フィメールクリニックは2014年10月に、女性のためのむねとおしりの専門医院として開院してから、はや11年が経とうとしています。
振り返るとあっという間でしたが、初めは受診者さんが少なく、やっていけるかなと不安に思ったこともありました。
今は多くの方に、クリニックの存在を知ってもらうことができ、日々忙しく診療にあたっています。
札幌フィメールクリニックではどのような診療を受けられるクリニックなのか。
まずは、乳腺外科での診察です。
診療日は毎日、乳がん検診を受けていただくことができます。
火曜日夕方5時から夜8時までの夜間診療でも、土曜日も、そして日曜日の臨時診療日でも、受けられます。
医師である私はもちろん、看護師、マンモグラフィ撮影を行う診療放射線技師、受付やバックヤードをサポートするスタッフも、すべて女性です。
乳がん検診ではなく、乳房に症状のある方の診療も行います。
精密検査が必要な腫瘍が見つかったときは、細胞診断や組織診断も行います。
乳がんの診断がつき、治療が必要となった場合は、信頼している市内のいくつかの乳腺外科専門医を紹介しています。
日本で1年間にあらたに乳がんに罹る方は、約10万人です。
症状がない方は、1年に1回乳がん検診を受けてくださいね。
女性肛門外科では、肛門の症状、おなかとくに便通にかかわる症状のある方の診察を行っています。
痔の症状は恥ずかしさもあり、なかなか受診をできず長年過ごしてきた方も少なくありません、女性のみのクリニックということで、受診へのハードルが少し下がっていると実感しています。
また、日帰りで対応可能な痔の手術を行っています。
日帰り手術が難しい場合や、入院での治療を希望される場合は、信頼している肛門外科への紹介もしています。
おなかの不調や下血などがある方には、大腸内視鏡検査を行います。
内視鏡の検査件数は増えており、大腸がんもたびたび見つかります。
日本人女性の罹りやすいがんの第1位は乳がんですが、第2位は大腸がんです。
どちらもはじめは無症状ですので、がん検診を受けてくださいね。
女性のみなさんが受診しやすいよう、そして精度の高い検査や診断ができるよう努めております。
乳がん検診や大腸がん検診希をご望の方、むねとおしりのお悩みの方は、札幌フィメールクリニックへ受診してください。
Akiko