フェムケア

「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」を組み合わせた用語で「フェムケア」という言葉をご存知でしょうか?
フェムケアは、女性の生活の質(QOL)を向上させるためのサポートやサービスなど、広い意味で使われており、女性の働きやすい社会や環境を整えることなども含まれます。
以前は、月経関連や更年期の症状など、女性特有の健康問題に対するケアのことをいい、特にデリケートゾーンのケアを意味していましたが、今は女性の心身の健康を維持・向上させるための、全般的な取り組みが含まれるようになりました。
女性の心身はホルモンバランスの影響を受けやすく、月経・出産・更年期などとも付き合っていかなくてはいけません。
女性の社会進出にともない、今フェムケアの必要性が高まって来ています。
女性特有の悩みで、ダントツに多いのが生理痛・月経前症候群(PMS)ですが 、ほかにデリケートゾーンの痒み・黒ずみ・乾燥・におい・ムダ毛・尿漏れ・ゆるみ・更年期症状・・など悩みは多岐に渡り、その年齢も幅広くなっています。
閉経後の女性に見られる「閉経関連尿路性器症候群(GSM)」という症状があります。
外陰部の乾燥、かゆみ、痛み、頻尿、尿漏れ、膣のゆるみ、性交痛などで、閉経後の50~60代に多く、自然治癒はしません。
国内では、これまでは萎縮性膣炎、老人性膣炎とよばれていました。
この症状は、閉経、体質、乳がん治療の影響などで女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することで生じます。
治療としては、保湿剤、ステロイド剤、潤滑ゼリーなど、症状に応じた対症療法が行われます。
また、医師の判断のもとで、エストロゲンを補う治療が有効な場合もあります。
薬物療法で効果がない人や乳がんの治療中でホルモン剤を使えない人には、炭酸ガスレーザーを使う新しい治療もあります。
女性ホルモンは、生殖機能・泌尿器や皮膚など、体の様々な機能を調整する役目があります。
生理周期に伴う胸の痛みや張りなども女性ホルモンの影響です。
月経の有無を問わず、女性は一生女性ホルモンの影響を受けます。
今はお薬や漢方、治療、グッズもあるので、つらい症状がある時は医療機関を受診し、上手く付き合っていけるといいですよね。
生理周期に伴って便秘や下痢に傾いてしまったり、お胸の張りや痛みを感じたり、女性ホルモンの影響を受けたことによる症状で、肛門外科や乳腺外科を受診される方も多いです。
気になる症状がある時は、まずは受診してご相談くださいね。
Miya








