調節していいんですよ

benpiyaku

札幌フィメールクリニックには、便通コントロールが上手くいかず、お困りで受診される方もおります。 

便秘傾向の方には、まずは習慣性依存性の少ない酸化マグネシウムと整腸剤を併用して処方します。

大腸を刺激しない薬ですが、排便リズムの安定が期待できます。 

薬の調節法は医師から説明をし、再度看護師も説明します。 

調節法を習得し便通改善がみられる方が多いのですが、用法用量通りに服用すると効き過ぎたので中止した、あるいは便が出たので服用を止めた、長期間服用するのに抵抗があり止めたなど、服用途中で止めてしまう方もおられます。 

数日便が硬く溜まって自力で出すことができず、腹部膨満感や肛門痛が強くなり、苦しくて受診される方が時々おられます。

このような症状で受診される方は、高齢の方や慢性便秘の方にみられます。

中には直腸に太く硬い便が詰まり、便の周りが溶けて液状となり、便が隙間から漏れ出てしまうこともあります。 

便秘とはいえ、症状が重くなると腹痛や嘔吐もみられ腸閉塞になることもあります。

ときには命にかかわることもあるため、軽く考えないことが大切です。

便が詰まって自力で排便ができない場合は、浣腸をして必要に応じて摘便(指で便を掻きだす)を行います。 

このようにならないためにも、便の状態をみながら服用量は調節して良いのです。 

特に酸化マグネシウムは硬い便にならないように軟らかくしてくれる薬で、刺激性下剤と違い、習慣性依存性を不安に思わなくてもよい薬です。 

しかし既に硬くなっている便は軟らかくはなりませんよ。 

血圧の薬や糖尿病などの薬は自己判断で止めたり調節してはいけませんが、便秘薬は自己調整して良いのです。 

毎日の排便状況と服用量を記録していくと調節しやすいかもしれません。 

様々な服用方法できっと自身に合った飲み方があるはずです。 

 

Mami

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