女性が罹るがん2016
がん情報センターによると、生涯でがんに罹患する確率は、男女とも2人に1人(男性63%、女性47%)だそうです。
また、最新の情報によると、女性が罹るがんの2016年の推計値は
1位 乳がん 90,000人
2位 大腸がん 62,500人
3位 肺がん 43,200人
4位 胃がん 42,600人
でした。
乳がん罹患者数は、まだ増え続けています。
これら4つのがんについて、札幌市では40歳以上を対象にがん検診を行っています。
大腸は便潜血検査、肺はレントゲンと喀痰検査、胃がんはバリウム検査です。
乳がんと大腸がんの好発年齢は重なっていますので、乳がん検診と同時に、大腸がん検診についても目を向けてみましょう。
大腸内視鏡検査は多くの医療機関で、自費で受けることもできます。
罹患することは避けられなくても、検診を受けていただくことで、早期に発見することができます。
早期に発見できれば、治癒が望める病気はたくさんあります。
私事ですが、先月、初めて人間ドックを受けてきました。
1泊2日で、乳がんと子宮がん検診以外はほぼ網羅する内容です。
大腸内視鏡検査も受けて、異常なしと診断され、とてもすっきりしました。
日常診療では同じ検査を行う立場で、たびたび大腸がんが見つかる現状に、やはり他人事ではないと感じます。
もちろん胃内視鏡検査と胸部CT検査も受けましたよ。
次々にいろいろな検査を受けるので、なかなか疲れますが、今後も受けようと思いました。
先日のブログで夢の話をしましたが、健康なからだがあってこその夢だと思います。
みなさんも未来の自分が健康でいられるよう、健康管理を行い、早期発見のため、がん検診を受けましょう!
by Akiko