便秘の治療

肛門外科外来には、便秘をきっかけにおしりに症状が出たという方がいらっしゃいます。
診察で痔であるとわかると、注入軟膏などを処方し、治療を開始しますが、排便習慣を改善しないと、治りにくい場合があります。
以前院長が“便秘薬のはなし” というブログを上げていましたが、http://sapporo-fc.net/2015/04/08/laxatives/
当クリニックでは基本的には習慣性・依存性が少ないとされているマグネシウム剤を処方する事が多いです。
この薬は大腸の中で、便に水分をとどめてくれる働きがあり、便が柔らかくなることで排便がスムーズになります。
大腸を直接刺激する働きはないので、この薬だけでは排便のリズムがつかめないという方には、緩やかに排便を誘発する漢方薬を追加処方する事もあります。
また、普段は便秘がない方でも、女性特有の生理周期に伴う便通の悪化があります。
生理前の便秘にお悩みの方には、周期に合わせた服薬指導も行っています。
その方の排便状況やお薬の効き方を詳しく聞いて、その都度処方を検討し、必要に応じ変更しています。
「便秘はいつものこと」「昔から便秘がち」と、あまり気に留めていない方もいらっしゃるかもしれませんが、便秘が改善されない場合は、おしりの症状の有無に関わらず、一度相談してみてはいかがでしょうか?
by Aya