医者の不養生

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先月初め、ひどい風邪をひきました。

2日ほどマスク姿で診療することになり、患者さんに申し訳なく思っていました。

その後も咳がおさまらず、長引かせてしまいました。 

 

医者の不養生という言葉を耳にしたこと、ありますよね。

人には養生をすすめるのに、自身の健康には気遣わないこと、理屈や正しいとわかっていることなのに、実際にはそう行動しないことのたとえです。

そのようなつもりはなかったのですが、今回は辛かったです。 

 

「養生」という言葉は、漢方や中医学(中国伝統医学)に関する本によく登場します。

2000年以上前から研究され整えられてきた医学で、ヒトの体は自然から影響を受けているという考えをもとに、病気の予防や、診断、治療を行うものです。

養生とは、今とこれからを快適に過ごすための方法と解説している方がいます。

今の時期、急に気温が低下し、体調に変化を起こすこともありますが、この季節になる前から対策をし、寒い時期を快調に過ごして、春や夏を元気に迎えられるようにするという感じでしょうか。 

 

私個人は勉強が足りず、中医学について掘り下げることはできませんが、冷えや乾燥に気を付けて、体調が良ければ運動をし、栄養をとり、できれば休息にも心がけて、冬を乗り切りたいですね。 

 

Akiko 

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