便秘の調節

laxatives

便秘の悩みで受診される患者さんも多い札幌フィメールクリニック。 

便秘を改善するには 

①便のかさを増す 

②便を適度な軟らかさに保つための水分 

③便を押し出すための、腸の動き 

が必要ですし、もちろん規則正しい生活習慣がとても大切です。 

 

しかし、どうしても下剤を使わないとコントロールできないます。

ドラッグストアでだれでも購入できる薬に、頼ってしまうこともあるでしょう。 

 

クリニックで行う便秘の治療は自然な排便習慣を目的とします。 

処方される薬の選択の一つに、酸化マグネシウムがあります。 

酸化マグネシウムは、大腸を刺激する成分を含まないため、お腹にやさしく癖になりにくく、長期で服用した際の安全性が高いことが特徴、主な作用は便を軟らかくすることです。 

排便の状態に合わせて、服用する薬のを調節していけばよいのです。 

調節する目安として、飲み方と排便の有無を、排便日誌やカレンダーなどに記録するのも良いでしょう。

例えば、処方通り飲んで毎日排便あるが、出始めが硬いので1錠増やした、という具合です。 

 

頑固な便秘だと思っていても、この酸化マグネシウムだけで良好な排便習慣が得られ、患者さん自身も驚くことがあります。 

もちろん自分なりに色々工夫してはみたけれど排便コントロールがつかないという方もおられます。

処方された薬が効かないと自己判断で中断せず、効果がなかったことも含め、医師と相談していきましょうね。 

きっと良い排便リズムがつくはずです。 

 

Mami 

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