大腸内視鏡検査
札幌フィメールクリニックには、便に血液が混じったり付着するときや便潜血検査が陽性、順調であったお通じが、あるときから下痢や便秘の便通異常で受診される方もおられます。
年齢も考慮し、必要に応じて大腸内視鏡検査を勧める場合があります。
何故ならば大腸腫瘍や炎症など大腸の病気を疑われるからです。
ちなみに、女性のがん死亡数の第一位は大腸がんです。
40歳を過ぎると急激に大腸癌を発症する人数が増加します。
札幌フィメールクリニックで大腸内視鏡検査を行う場合は、検査実施日事前に検査説明をします。
検査は毎日1～2件しか対応できませんので、患者さんとの日程調整が必要となります。
検査の2日前より食事制限をし、検査前日就寝前に下剤を服用します。
お通じのコンントロールが良くない方には、必要に応じて、数日から1週間前より下剤を服用していきます。
可能な限りお腹の中はきれいにして検査に臨みます。
検査当日の朝5時から、ご自宅で洗腸剤2Ｌを2時間かけて飲みます。
2Ｌ飲むことを原則としていますが、味は決して美味しい飲み物ではありません。患者さんによっては、飲みづらくて2Ｌ飲むことができないという方や、嘔吐してしまいどうしたらよいのか困惑してしまう方もおられます。
そのため診療時間外でも看護師に繋がる電話番号を伝えているので、どの時間帯でも相談ができます。
当クリニックでは鎮静剤を使用せず検査を行いますが、検査中にはご自身の大腸の中をモニター画像で観る事ができ、尚且つ医師と対話しながら説明が受けられる利点があります。
患者さんにとっては、検査を受けるにあたり色々な感情が入り交じり不安もある事でしょう。
しかし、検査を終えた患者さんの言葉からは受けて良かったと話されます。
結果が大腸がんであれば、受けなければ知ることができなかったことですし、知ったことで早く治療に進むことができます。
40歳を過ぎたら、症状があってもなくても大腸内視鏡検査をお勧めします。
Ｍａｍｉ
