発酵食品といえば
発酵食品が体に良いということはご存じの方も多いと思います。
味噌・納豆・ぬか漬け・キムチ・ヨーグルト・チーズ・甘酒など。
私は食べ物の好き嫌いがあまりないので、発酵食品と呼ばれる食べ物も好きなものが多く、積極的に食べています。
発酵食品の種類はたくさんありますので、なるべく1日で3~4種類くらいは摂取するように意識しています。
でもなぜ体に良いのか?なんとなく良さそうと思って食べるよりも、少しでも理解しておくと、もっと日々の食事に取り入れやすいと思い、発酵食品がどのように体に良いのかを調べてみました。
発酵食品とは、主に「カビ」「酵母」「細菌」の3種類の微生物によって作られています。
食品を発酵させることで、栄養価や健康調整機能が大幅に上がることがわかっているそうです。
発酵の過程で微生物がビタミン類などのさまざまな栄養を作りだしてくれます。
例えば納豆は、大豆を発酵させて作られますが、その過程でビタミンB2の量が増えることや、発酵によって生まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす働きがあり血液をサラサラにする効果が期待できます。
また、納豆は消化が良く腸内で善玉菌を増やす作用もあり、納豆菌そのものに免疫力を高める力があることもわかっています。
納豆には大粒・小粒・ひきわりと粒の種類がありますが、みなさんはどのタイプを選ぶことが多いですか?
実は納豆の粒の大きさでも栄養価は変わるらしく、ひきわり納豆が一番健康効果が高いそうです。
ひきわり納豆は、乾燥大豆を砕いて皮を取り除いてから蒸していくため、納豆菌と大豆が接する面積がひろくなり、皮がないことで発酵によって生まれる酵素類の量が最も多くなるそうですよ。
私もその情報を得てからはひきわりを選んで食べるようになりました。
世の中には色々な健康によいとされる食材がありますが、納豆はお値段も高くないですし、日常手に取りやすい食材だと思います。
日本が世界に誇るスーパーフードとも言われているようです。
1日1パックを目安に食べて、腸内環境を整え長期的な生活習慣病から体を守りましょう。
院内の本棚には、腸活・発酵食品など日常に役立つおすすめの本がたくさん置いてありますので、お待ちのお時間にぜひ手に取ってみてくださいね。
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