逆効果

最近干し芋にハマって、おやつによく食べています。
さつまいもスイーツが流行っているのでしょうか。
市内に新しくさつまいも専門のスイーツのお店が出来たり、焼き芋専門店も見かけるようになりました。
甘いホクホク系、ねっとり系など、さつまいもの品種も最近は色々で、紅はるか・なると金時・シルクスイート・安納芋など沢山出回るようになりましたね。
さつまいもはそのままでも甘いお野菜なので、女性は好きな方が多いのでは。
ビタミン・ミネラル・食物繊維も豊富で美容にも便秘にも効果があるので、女性にうれしいお野菜なのですが、実は食べ過ぎると逆に便秘を悪化させてしまうことがあります。
さつまいもには、便のカサを増やす不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、腸内の水分を吸収して便のカサが増します。それによって大腸を刺激し蠕動運動を促します。
なので、腸が刺激されたことにより、敏感な方は腹痛を起こしたり、水分が吸収されたことで逆に水分不足になり便が硬くなって出づらくなり、硬い便が原因で切れ痔になることもあります。
便秘に良いと思って食べたさつまいもが、さらに便秘を悪化させてしまうのです。
便を軟らかくする効果のある水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を、バランスよく摂るのが理想ですが、不溶性食物繊維のものを食べる時は水分もしっかり多めに摂るようにするとよいですよ。
どんなお野菜も豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養豊富で体への効果も色々ですが、バランスよく食べることが大切です。
偏った食事や食べ方で、便秘を悪化させないようにしましょう。
食事や日常の生活で改善しない便秘・お腹やお尻の症状が続く時は、消化器内科や肛門外科を受診してくださいね。
Miya