マンモグラフィ検査の精度を保つために

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マンモグラフィ検査は、エックス線検査であり、白と黒のコントラストで写し出された乳房内の構造を見て評価します。

腫瘤やひきつれ、石灰化などをチェックします。

検診では精密検査が必要か否か、を判断すれば目的は達成できるのですが、実際には、拾い上げた病変について良性を考えるのか、または悪性を考えるのかという判定を行います。

検診のマンモグラフィ画像診断において、地域や担当医が異なっても診断に差が出ないよう、その精度を維持するため『日本乳がん検診精度管理中央機構』が講習会や試験を行い、一定の診断力を有する医師、撮影技術を有する放射線技師を認定しています。

読影認定医は5年ごとに更新試験を受けなくてはならず、私もこれまで、2度の更新を行いました。

100例のマンモグラフィ画像を5段階に分類し、その正答率により評価を受けます。

 

力を維持し、さらに向上するためには、意識をもって経験を続けることが必要だと感じています。

当クリニックでも、日々、診療放射線技師と画像について意見を交換しています。


[by Akiko]

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