たばこの害
2020年4月1日より健康増進法が一部改正され、受動喫煙対策が義務化されました。
望まない受動喫煙をなくすための取り組みです。
これを機にタバコをやめられた方や、喫煙ブースが限られ喫煙が難しい環境に置かれている方もおられるのではないでしょうか。
タバコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれているそうで、発がん性物質の他にも、一酸化炭素、タール、ニコチンなどの健康被害を及ぼす物質を含みます。
悪性腫瘍（がん）、脳血管障害、心臓疾患、呼吸器疾患などを引き起こす危険因子であることがわかっています。
またニコチンは依存性の高い物質です。
タバコは、吸う本人だけではなく、吸わない人も煙により、健康被害を引き起こすことが分かっており、国立がん研究センターの発表によると、受動喫煙での肺がんのリスクは1.3倍と、喫煙者の4倍程度に比べると低いものの、関連は確実とのことです。
また、タバコに含まれるニコチンにより、血管が収縮し血流が悪くなります。
さらに、タバコの煙により皮膚の色はくすみ、皮膚の若さを保つコラーゲンを損傷させ皮膚の老化が進みます。
美容の面でも、良いことは一つもありません。
余談ですが、タバコは痔を引き起こす直接的な原因にはなりません。
しかし血流が悪くなるので、元々痔がある方は注意した方がいいのではないかなと思います。
皆さん健康には注意して楽しい人生を送っていきましょうね。
Mami
