マンモグラフィ検査と超音波検査

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札幌フィメールクリニックで行っている乳房の画像検査は、マンモグラフィ検査と超音波検査です。

これらは乳房の診断において基本の検査方法です。

乳がん検診でも乳房に症状がある方でも、同じ検査を行います。 

マンモグラフィ検査は乳がんを発見する検査法として科学的根拠が示されていますが、一部の方には効果が不十分な場合があります。

それは高濃度乳腺という状態の乳房を持つ方で、若い方に多い傾向があります。 

高濃度乳腺の方はマンモグラフィの画像に乳腺が広く真っ白に映ってしまいます。

乳がんも良性の乳腺腫瘍も白く描出されるため、病変があっても診断が難しくなってしまうのです。 

それを補うのが超音波検査です。

高濃度乳腺の方もしっかり診断することができます。 

ご自身が高濃度乳腺であるかどうかは、一度マンモグラフィ検査を受けてみないと分かりません。

今までたくさんの方のマンモグラフィ撮影をしてきましたが、30代までの若い方でも必ず高濃度乳腺だということもありません。

また60代でも高濃度乳腺の方はいらっしゃいます。

そして年齢とともに乳房の状態はかわっていきますので、いつまでの高濃度乳腺が続くということでもありません。 

初めて乳がん検診を受けに来られた方には、結果説明の際にAkiko院長が今後どのような検査方法で検診を受けたら良いかアドバイスいたします。 

マンモグラフィ検査とエコー検査はそれぞれ特性の違う検査方法なので、私はぜひ両方受けていただきたいと思っています。 

開院10年目となり、乳がん検診を定期的に受けに来院される方は年々増えていて、私も嬉しく思います。 

30代までで検診を初めて受ける方には、ファーストチェックコースもおすすめです。 

今は9人に1人が乳がんに罹る時代と言われています。

理想は1年に1回ですが、出来るだけ2年以上の間隔を開けずに検診を受けていただけたらと思います。 

 

Wakana 

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