免疫力を高める

昨日のAIR-G brilliant days Fでは、免疫を高める工夫についてお話したいと思います。
まずは、身体を動かすことです。
またそれ!という感じですが、やはり運動はすべての生活習慣病とほとんどのがんの予防につながることが分かっていますので、当然なのです。
冬はどうしても活動度が下がってしまう季節ですが、歩くことからでもよいので、少しでも取り組みたいですね。
ちなみに、過度の運動はかえって免疫力を低下させてしまうという報告があり、いきなり激しい運動をすることはおすすめできません。
激しい運動のあとはカテコラミンなどストレスホルモンが分泌され、免疫能に影響するためです。
つぎに身体を休めることです。
日中は活動的に過ごし、夜はゆっくり身体をやすめることが、免疫力を保つことにつながります。
夜間のお仕事の方もいらっしゃると思いますが、ご自身の生活リズムでよいので、良質な睡眠でしっかり疲れをとりましょう。
そして、バランスの良い食事です。
またそれ!ですね。
疲労がたまると、つい食事がおろそかになりますが、そんな時こそ、しっかりとした食事をとることが大切です。
細胞を作るためのたんぱく質をしっかりとりましょう。
また緑黄色野菜や魚介類など、ビタミンA・C・Eを含むものは抗酸化作用があり、免疫力維持に効果的と言われています。
さらに、免疫を担う腸内環境を良好に保つことも大切です。
腸内細菌のエサとなる食物繊維を適度にとりましょう。
発酵食品も効果が期待できます。
便秘も下痢もよくありません。
場合によっては、整腸剤や水溶性食物繊維のサプリメントなどを有効活用してもよいと思います。
これらの工夫により体温が維持されます。
がん細胞は温度が35度台で増殖しやすいといわれているので、低体温はおすすめできません。
運動し、たんぱく質をとって筋肉量を維持し、眠る前には入浴で体をあたため、良質な睡眠をとる、というように1日の生活を整えることで、すべてつながり良いコンディションを作ってくれます。
また生理周期のある女性は、貧血に陥りやすい傾向があります。
全身への酸素の供給が不十分になってしまいますので、これも改善したいですね。
まだまだ寒さが続きますが、活動的に過ごして乗り切りたいですね。
写真は諏訪神社の花手水です。
いつも素敵で、外国人の方がたくさん訪れてお参りしていましたよ。
Akiko