みかん

冬になると食卓に欠かせない果物といえば「みかん」。
その甘酸っぱい味と手軽に食べられる特性から、老若男女問わず多くの人に愛されていますよね。
箱買いして家に常備している方も多いのではないでしょうか?
我が家でも、この時期夕食後にみかんを食べることが多いです。
しかし、みかんが持つ栄養や健康効果について詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。
みかんには、以下のような栄養素が豊富に含まれています。
・ビタミンC
免疫力を高める効果があり、風邪予防や美肌効果。
抗酸化作用が強く、体の老化を防ぐ役割。
・食物繊維
腸内環境を整える働きがあり、便秘の改善に。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれているのが特徴。
・カリウム
体内の余分な塩分を排出し、高血圧の予防に効果的。
・β-クリプトキサンチン
骨の健康を保つ効果があり、骨粗しょう症予防の期待もあり。
抗酸化作用により、がん予防にも効果が期待されている。
このように栄養豊富で積極的に夕食後以外でも取り入れていきたいですね。
ところで、みかんの実の周りに付いている白い部分は皆さん食べますか?
私は気にせず食べますが、この部分には食物繊維が多く含まれており、水溶性食物繊維(ペクチン)は、便を柔らかくして排泄を促したり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
善玉菌が増えることで腸内環境が整い、便通がスムーズになる効果が期待できます。
みかんの白い部分は「アルベド」といい、ラテン語で「白い」を意味する「albedo(アルベードー)」に由来するのだとか。
根から吸収した水分や栄養を果実に運ぶ役割をしているようです。
お正月は肉、魚中心の食事が多く便通が乱れてしまった方も多いのではないでしょうか?
便通の乱れをそのままにしておくと痔の症状へと繋がることもあります。
便通に悩みを感じたら、一度ご相談くださいね。
Megumi