診療報酬改定

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医療機関で受ける診察や検査、処置、手術、投薬などの医療行為の値段は、厚生労働省によって「点数」として決められています。 

1点は10円に換算され、例えば診療報酬の合計点数が1,000点の場合は、10,000円となります。

その際、自己負担割合が3割の方の場合は、窓口で3,000円お支払いいただくことになります。 

残りの7,000円はどうなるの?というと、保険者(社会保険や国民健康保険など)から、2ヶ月後に医療機関へ支払われる、という仕組みになっています。 

このように、保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬のことを「診療報酬」といいます。 

診療報酬は、原則2年に1度改定されるのですが、今年がちょうど改定の年となっています。 

さらに今年は、介護報酬と障害福祉サービス等の改定も行われる年だそうです。 

これら3つが同時に改定されることは「トリプル改定」と呼ばれ、6年に1度しかないそうです。

診療報酬が変わるのは一部ですが、点数が上がるものもあれば、逆に下がるものもあります。

全ての医療機関に関係してくるものは、初診料・再診料の引き上げです。 

今までは4月に改訂されていましたが、今年は6月と発表されています。 

6月以降に医療機関を受診した際、前回と同じ内容だったのに金額が変わったと気づく方がいるかもしれませんが、会計時に渡される医療費明細書に各項目の点数が記載されていますので、気になった方は以前のものと比べてみてください。 

コロナ禍になる前までは診療報酬改定説明会が開催されていましたが、コロナ禍以降からオンラインでの配信になりました。

今年も厚生労働省が「令和6年度診療報酬改定の概要」という動画をアップしていたので、少しずつチェックしながら勉強中です。 

ご不明点がありましたら、アテンダントスタッフに聞いてくださいね。 

 

Misaki 

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