夏の漢方薬

昨日のAIR-G’「ふふふ」では、夏バテのときに役立つ漢方薬についてお話ししました。
札幌フィメールクリニックでは、おしりやむねの症状に漢方薬を処方することがあります。
便秘改善や痔の治療のための漢方薬、乳がんのホルモン治療中に起こっている関節の痛みを和らげるための漢方薬、乳房の張りや痛みが強いなど生理周期に伴う症状をやわらげるための漢方薬などです。
西洋医学では、夏バテそのものに対する特効薬はありませんが、漢方薬が期待できます。
バテ気味になってきて食欲が落ちてきたときは、補中益気湯という漢方の効果が期待できます。
症状が強くなる前に服用を始めるのがポイントです。
1年を通して処方している患者さんもいます。
症状に応じて、五苓散を追加したり、清暑益気湯へ変更したりすることもあります。
規則正しい生活を続けながら、しっかりと食事をとれるように体調を戻すことが大切ですので、上手に漢方を取り入れながら、回復を目指してもらいます。
それから女性特有の悩みの一つの冷え。
夏でも冷えるという方には、女性のための3大漢方である、当帰芍薬散と加味逍遥散、桂枝茯苓丸などで改善が期待できます。
その方の体格や冷えの部位、肩こりなどの症状があるかなどお聞きして、処方薬を決めています。
多くの漢方薬は、1日3回の服用が基本です。
とてもよく効く方は、本当に症状が軽くなり楽になりますが、効果が出にくい方もいます。
服用して短期間で効果を実感できないこともありますが、漢方はじっくり続けることが必要です。
まずは2週間ほど服用していただき、「飲まないよりはいいかな」「悪くないな」と感じたら、4週間、さらに継続してみることをおすすめしています。
また薬の飲み方については、食前や食間と指示している漢方が多いです。
初めて服用する場合は、処方箋通り飲むことをお勧めします。
夏バテかなと思ったときは、漢方を取り入れている内科や婦人科への受診を検討しても良いと思います。
ご自身に合った夏の暑さ対策を行いながら、乗り切っていただけたらと思います。
Akiko
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