歯科医で考える

toothP&b

高校を卒業し親元を離れてから、虫歯があまりできなくなりました。

おかげで、良くも悪くも歯科医院から足が遠のきがちです。

子どもの頃は、“ちょっとしみる”程度でも、母親に歯科医院へ強制連行されていたので、大事に至った経験はありませんが、それでも歯科医院での治療は『苦痛』でした。

あの脳がキーンとする感じの痛み・・・思い出すだけで冷や汗です。

しかし随分大人になってから、10年ぶりぐらいに歯科医院にお世話になった時、治療が目覚ましく進歩していることに驚きました。

子どもの頃みたいに痛くないと分かり、定期的に点検しよう!と決意するも・・・被せたものが外れたり、何かしら症状が現れたりしないと、またまたご無沙汰してしまいます。

今回も3年以上ぶりの定期(?)点検となってしまいました。

歯の点検を受けつつ、ふと、乳がん検診もきっと同じだろうなぁと思ったのです。

特に不都合も違和感もないのに、定期検診??という疑問が頭のどこかにあり、忙しい女性にとって、優先順位がどんどん低くなっていってしまうのかもしれません。

私にとっての歯医者さんがまさしくそうです。

虫歯は、小さいうちに治療を開始すれば、治療の痛みも軽く、通院回数も少なくすみます。

乳がんも同じだと思います。

早いうちに見つけることができれば、社会復帰も早くできます。

 

久しぶりに歯のクリーニングを受けながら、なんでこんなに足が遠のいたかなぁと反省しつつ、どうやったら乳がん早期発見のメリットが伝わるのか、改めて考えていました。

by Chieko

ページ上部へ戻る