マンモグラフィを恐れないで

昨日のAIR-G’ ふふふ では、乳房の検査のお話をしました。
今度の日曜日、7月5日は札幌フィメールクリニックで年3回行っている「日曜乳がん検診」の日です。
開院以来、年3回の日曜日に乳がん検診を受けられる日を設定し、実施しています。
今年の1回目は母の日の5月でした。
今回は2回目で、この次は10月のジャパンマンモグラフィサンデーに合わせた、10月の第3日曜日に行います。
10月18日です。
札幌フィメールクリニックの乳がん検診は、任意型検診といって、個人の考えのもとに、ご自身の受けたい施設で、検査方法もご自身で選んで受けていただくものです。
自治体の助成はないので、全額自己負担です。
検査方法は自由に選んでいただけますが、マンモグラフィ検査と超音波検査は役割の異なる検査です。
両方を受けることで、それぞれの長所を生かした乳がん検診ができます。
一方で、乳房の症状があって保険診療で来院される方は、医師が必要と判断した検査を受けていただいて、診断をすすめます。
その時に、マンモグラフィ検査をどうしても受けたくないという方がいます。
理由をきくと、痛そう、以前受けて痛かったから、受けたことはないけど放射線がこわい、などです。
マンモグラフィ検査では、乳房をなるべく平たく伸ばすことで、病気の存在をよりわかりやすくします。
しっかり伸ばした状態で受けてもらうと、より診断がしやすくなりますが、乳房をしっかり圧迫するので、人によっては痛みを伴います。
それでも、圧迫している時間は数十秒程度で、撮影はすぐに終わります。
1回の撮影が1分以上かかることは、まずありません。
放射線については、マンモグラフィ撮影1回につき浴びる放射線量は、さほど多くありません。
とくに最近の撮影装置は放射線量をかなり低くコントロールできています。
札幌フィメールクリニックのマンモグラフィ撮影装置は、開院してから2代目なのですが、同じ方の乳房撮影をしても、古い機種とは放射線量が格段に減っています。
私たちが地球上で生活していて自然に浴びている宇宙線というものがありますが、飛行機に乗ってロンドンやニューヨークなど10時間以上かかる場所に移動する時にも、この宇宙線を浴びます。
1回の移動による影響とマンモグラフィ撮影1回の放射線の影響が同じくらいと言われていますので、心配にはおよびません。
放射線の影響以上に、マンモグラフィ検査でがんを発見できることのメリットが、上回るのです。
そして知っておいていただきたいのが、マンモグラフィでしか検出できない乳がんもあるということです。
反対に超音波検査でしか検出されないがんもあります。
恐れる必要はありませんが、まずは1年に1回の乳がん検診と月に1回のセルフチェックを習慣にしてもらいたいと思います。
Akiko
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