温罨法

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日頃患者さんとお話しをしている中で、下剤を服用していてもなかなか排便に繋がらない、毎日排便があるのに残便感がある、常にお腹が張るなどのお悩みを受けます。

便秘や腹部膨満感など訴える患者さんの看護ケアの一つに、温罨法(おんあんぽう)を思い出しましたのでご紹介しますね。

腰背部や腹部を温める温罨法では、血管が拡張されるため血液やリンパの流れが良くなり、腸の動きも改善され排便に繋がる効果があるとされています。

過去に私自身実際患者さんに行いましたが、腸が動きやすくなるので腹部の張り感が楽になったり排便に繋がったということはありました。

すぐに取り掛かれますので、興味のある方は試してみてください。

 

まず準備するもの

フェイスタオル3枚くらい、ゴム手袋、ビニール手袋、70℃位の湯

 

① 湯で絞ったタオルを4つ折りにしビニール袋に入れる。

② 仰向けになりタオルを腰背部あるいは腹部に10分程あてる。

③ この時やけどしないように、皮膚に直接あてず必ず衣服の上からあてる。

 

便秘傾向やお腹が張って辛い時など、リラックスタイムに試してみてください。

そして効果をお聞かせください。

 

Mami

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