精度管理
放射線技師として、マンモグラフィ検査の画像精度を一定に保ち、診断を確実に行えるようにするために、乳房撮影装置精度管理マニュアルにのっとった管理を毎日行っています。
毎朝、装置を立ち上げた後、「ファントム」という模擬腫瘤や模擬石灰化が埋め込まれたものを、決められた距離・線量で撮影し、装置の品質管理をしています。
一枚目の写真の状態で撮影したものは、このように表示されます。
これを目視で確認し、点数をつけて評価します。
また、先生が読影をする診察室のモニタの品質管理もしています。
このようなパターンを表示して、診療前にモニタの画質を毎日確認しています。
装置の故障やモニタの劣化により、所見が見逃されては大変です。
定期的なメーカーによる点検に加え、日常的な点検も不可欠なのです。
患者様に安心・信頼していただけるように、今後も毎日しっかり点検をしていきます。
Kaori