備えあれば・・・

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数年前に入院治療を受けなければならない病気をしました。 

当時は施設のソーシャルワーカーをしていたのですが、微熱や息切れの症状があったにもかかわらず、すぐには病院に行きませんでした。 

 

いよいよ辛くなり病院へ行ったところ、先生から「明日から仕事へ行ってはいけません」と言われました。 

 

頭の中で「仕事に行けない=収入がない」「収入がない=生活ができない」という方程式が思い浮かび、本当に焦りました。 

 

その後、仕事を辞めなければならない状況になったのですが、そのとき助けになったのが「傷病手当金」でした。 

 

傷病手当金は病気やケガで仕事をお休みしたときに、お給料の約3分の2が支給される健康保険の制度です。

会社員など被用者保険の方が対象となります。 

 

申請にはいくつか条件はありますが、私は条件をクリアしていたので、支給を受けることができました。 

幸いにも生命保険にも加入していたので、安心して治療を受けることができました。 

 

私はソーシャルワーカーをしていたので、患者さんやご家族から経済的な相談を受けることが多かったのですが、いざ自分が病気になると、一瞬頭が真っ白になりました。 

自分や家族が病気になると、日常が非日常になってしまいます。

一人で抱え込まず、その道のプロに相談することで、自分では考えつかないアイディアが出てくるかもしれません。 

 

「自分は病気にならない」と思っていたら「まさか自分が」になってしまいました。 

自分の生活に見合った備えが必要だと実感しております。 

たまにご自身が加入されている健康保険制度や生命保険の内容など、見直してみてはいかがでしょうか? 

  

MNG Takahashi 

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