マイナンバーカードの有効期限

マイナンバーカードに2種類の有効期限があるのをご存知でですか?
ひとつは、マイナンバーカード自体の有効期限で、もう一つはカードのICチップに格納されている電子証明書の有効期限です。
カード自体の有効期限は、通常10年(未成年の場合は5年)で、カード発行日から10回目の誕生日までです。
電子証明書の有効期限は5年で、同じく発行日から5回目の誕生日までとなっています。
電子証明書には
◎利用者証明用電子証明書
◎署名用電子証明書
この二つがあって、前者は「いま窓口に来ている人は確かに本人ですよ。」ということを証明するもので、住民票の写しや謄本などをコンビニで受け取る時に使います。
病院や薬局で使用する場合も、本人確認としてこれを利用しています。
後者は「この文書は確かに本人が作成しましたよ。」ということを証明するもので、e-taxでの確定申告など、電子文書に署名して送信する時に使います。
マイナンバーカード自体の有効期限が切れると、マイナンバーカードを身分証明書として使えなくなります。
単純にカードとして使えないだけで、紐付けされた口座情報や健康保険証などの情報はそのまま残っています。
電子証明書の有効期限が切れると、住民票の写しなどのコンビニ交付が出来なくなる他に、病院や薬局で保険証として利用出来なくなります。
ただし有効期限満了日の属する月の月末から3ヶ月後の月末までは利用可能です。
とりあえずカードは作ったけど有効期限は見ていない、知らないという方は多いのではないでしょうか?
昨年12月からマイナ保険証の利用が始まってから、病院受診の際にマイナンバーカードを使用することが多くなったと思います。
ご自身の電子証明書の有効期限を是非確認しておいてください。
確認の方法は、
①マイナンバーカードのオモテ面の記載を確認
②マイナポータルで確認
上記の方法で確認できます。
有効期限の更新は、お住まいの市区町村から有効期限通知のお知らせと書類が有効期限が切れる2~3か月前に届きます。
更新は無料で、カード自体の更新はお住まいの市区町村にてスマホ・パソコン・証明用写真機・郵送にてお手続き可能です。
電子証明書のみの更新は、有効期限通知書とカード持参でカードセンターや市区町村の窓口にて行います。
いざという時に困らないように、改めて有効期限の確認とマイナ保険証として利用する際に必要な電子証明書の暗証番号の確認をしておきましょう。
Miya