プロバイオティクス

yogurt

昨日のAIR-G brilliant days F では、プロバイオティクスについてお話しました。 

聞きなれない方が多いと思います、プロバイオティクスは、身近なところにあって、腸に良い効果のあるヨーグルトなどがその代表といえます。 

 

イギリスの生物学者、Fuller氏によって「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」と定義されています。

現在は、微生物を含む食品も含めると定義されています。 

 

腸内フローラについては、これまでも何度かお話してきました。

腸の内側を覆う無数の細菌の層のことですね。

これを良い状態に保つことが、健康につながります。 

 

腸内を整える微生物としては、乳酸菌が代表的です。

通常の製法によって作られたヨーグルトの中の乳酸菌は、胃酸などの影響を受けて、腸まで届くのは難しいのですが、プロバイオティクスである一部の菌は、生きて腸にとどき、健やかな腸内細菌を保つことに役立つことがわかっています。

ビフィズス菌やガセリ菌などよく耳にします。

商品名にR-1やLB21など、菌株の名称が入っているものも多く販売されていますね。 

 

補足ですが、腸は免疫にも関与していることが、研究によってわかっています。 

近年、腸に関する研究は、非常に関心が高く、多くの研究者が注目し取り組んでいますが、そこで、腸は免疫にもかかわっていることが分かってきました。 

腸の粘膜の下に存在する、樹状細胞という免疫にかかわる細胞が、腸に入ってくる細菌を感知して、腸内細菌などの身体に有益な細菌なのか、外敵なのかを認識するしくみが存在し、その情報を全身に伝えているそうです。

驚きです。 

 

乳酸菌類は、どれが自分にあうのかは食べてみないとわからないところです。

美味しく食べておなかにも良い、というなら素晴らしいですね。 

 

最近のヨーグルトには、鉄分やカルシウムが添加されたものや、プロテインを加えたものも販売されているようです。

また機能性食品の表示がある、便秘対策、内臓脂肪を減らす、尿酸値を下げる、なかには日焼けをふせぐというものもあります。 

 

いろいろ試してみて、美味しくかつ、ご自身の腸に合うものが見つかるといいですね。 

 

Akiko 

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