最近の人工乳房

乳がんになった時、治療は手術、放射線治療、薬物療法(ホルモン療法、分子標的治療薬、化学療法など)を組み合わせて行います。
どの治療を受けるかは、がんの進行程度とがんのタイプによって違ってきます。
手術の術式は、乳房を部分的に切除する乳房温存術と、乳房を全て切除する乳房全摘術がありますが、がんを部分的に切除できるものか、部分切除後の放射線治療が可能か、どの程度の変形が予想されるか、乳房の再建を希望するかなど、ご自身の希望も聞いた上で手術術式を決定します。
乳房全摘術を受けた場合には、乳房再建術という選択肢があります。
再建術には自家組織による乳房再建と、インプラントによる乳房再建があります。
再建するかしないか、再建の方法、すべてご自身の選択です。
乳がんという病気の治療が最優先ですが、その結果、失われた自分の身体の変化を毎日目にすることを辛く感じる方や、当たり前だった外出や趣味などの日常をためらってしまうことがあるかもしれません。
病気の治療後の生活を、前向きに過ごすための選択肢があることは、とても心強いことです。
乳房再建を希望しない方には、人工乳房(乳房補整具)という選択肢もあります。
乳腺科の待合室の本棚に人工乳房の冊子を置きました。
扱っている会社は、国内でも他に何社かあるようなので、参考のひとつとしてご覧ください。
大切なのは、まず正しい情報を知ることです。
正しい知識や情報が、ご家族やご友人の助けになることもあります。
ぜひお手に取ってご覧ください。
Miya
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