診療放射線技師の仕事

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診療放射線技師と聞いて、レントゲン撮影をする仕事というイメージをお持ちの方が多いと思います。

数年前にラジエーションハウスという、診療放射線技師を題材にしたテレビドラマが放送されてから、この仕事の知名度は少し上がったかもしれませんが、医療分野の仕事に関わりのない方には、国家資格が必要な職種だということをあまり知られていないと思います。 

私はこの資格を取って5年目になりますが、とても良い仕事と思っているので、将来の進路を検討中の学生の方に、少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。 

診療放射線技師になるには、厚生労働省や文部科学省が指定した養成校を卒業し、国家試験に合格しないといけません。

養成校は国公立や私立の大学、短大、専門学校があります。

北海道内には大学が3校、専門学校が1校あります。 

主な業務内容は、施設の規模や診療科によって異なります。 

一般撮影、マンモグラフィ、CT、MRI、カテーテル検査、手術室での透視検査、骨密度検査、病室でのポータブル撮影が主なものです。

総合病院で勤務すると、これらほぼすべての撮影業務に携わることができます。 

超音波検査についても学ぶので、施設によっては、臨床検査技師ではなく放射線技師が行っているところもあるようです。

とくに乳房の超音波検査に従事している放射線技師が多いようです。 

勤務スタイルは、当院のような無床クリニックでは、勤務時間と休日は決まっていますが、総合病院など入院設備がある施設では当直や当番があり、深夜帯でも急を要する患者さんの対応をしています。

また検診施設では、検診バスに乗って行く地方への出張もあります。 

今は女性技師が増えましたが、過去にはマンモグラフィ撮影も男性技師が行うのが通常だったそうです。

現在、マンモグラフィ撮影は女性技師の活躍の場になっています。 

まだ将来の進路を迷っている方、診療放射線技師を目指してみませんか? 

 

Wakana 

 

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